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              | 2018年に生まれたムササビ金太郎ジュニアが、2018年7月に生まれた場所(我家のベランダ)に戻って来て生活した記録はムササビ金太郎写真展2018年に掲載されている。 2019年1月以降もムササビ金太郎ジュニアがマイペースで暮らしていた。
 しかし、2月になると何か異変が起きていると感じるようになった。
 
 ムササビは昼間は巣で寝ていますが夜になると巣を飛び立ち森を飛び回っているのです。
 そして明け方午前4時頃巣に戻ってくるのです。
 ところが巣で午後10時頃物音がするのです。
 気になって巣を懐中電灯を照らして見てみると、巣からムササビが飛び出して飛び立っていったのです。
 2月10日頃の出来事だったと思いますが、どうもムササビ金太郎ジュニアの留守の時間に母親のムササビキンタローが来て占拠しているようなのです。
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              |  | 左の写真は2月4日に撮った写真です。
 既にこの段階で母親のムササビキンタローが巣を子育てのために乗っ取った可能性が高いのです。
 
 自然界ではムササビは木の中に巣を作るのですが、狭い巣から落ちた子供を狙っている天敵も多く、ベランダで子育てをするのが一番安心なようなのです。
 
 2018年5月に子供たちが巣立つ時にベランダから出て行くのを怖がっていましたが、時期がくれば子供たちが自発的に外に飛び出していくのを2020年の子育てで体験いたしました。
 ベランダでの子育ては最も安全な場所であることが判明したのです。
 
 ムササビキンタローが子供のムササビ金太郎ジュニアを追い出してまでベランダでの子育てに執着するのもそれなりに理由があるのです。
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              | ムササビキンタローは巣の中に細く刻んだ杉皮をうず高く盛っている。今年も子育ての準備に入ったなと覚悟した。
 更に3月になるとムササビの巣から異音が聞こえてくる。巣の中で子供が生まれたと感じるようになる。
 しかし、下の3月2日の写真のように母親のムササビキンタローは子供を完全に隠しているので子供を見ることをできない。
 昨年ムササビキンタローはベランダに巣を作り空から巣を丸見えだったので、ノスリに襲われたのが影響しているのだろう。
 こちらが用意したペットボトルのダンボールケースに移り、無事に子育てをすることが出来た。
 今年は最初からペットボトルのダンボールケースで子育てをしているのだが、ケースの奥で育てているので子供たちを外から見ることが出来ない。
 
 3月19日になると何か子供らしき姿を見ることが出来るになった。
 
 
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  3月2日
 
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  3月19日
 
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              | 3月19日に撮れた下の写真ではムササビキンタローの顔の下に子供の姿をはっきり見ることが出来ます。
 顔などは写っていませんが体が黒いので親と区別が出来ます。3月になってかなり大きく育ったことを感じることが出来ます。
 
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              |  3月19日
 |  3月19日
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              | 3月31日に撮れた下の写真(右)では子供の顔が写っていました。顔のサイズからまだまだ小さいのかなと感じました。
 更に4月9日になると子供の足が写っている写真も撮れ、子供たちの動きが活発になってきた。
 
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              | 4月13日になると子供たちが2週間の間に成長したらしく、3月31日の写真より顔がムササビらしく写っている。
 下の写真(左)では子供が母親とキスをしているような微笑ましい姿である。下の写真(右)では2匹が写っている感じである。
 まだまだ赤ちゃんという感じだが、これから一気に成長していくのである。
 
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  4月13日
 
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  4月13日
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              | 4月13日に赤ちゃんと思っていたが、実は翌日に撮れた写真では印象が大分違ってくるのである。
 ムササビキンタローは子供たちを意図的に隠そうとしているのだが、子供たちは少しずつ外の世界に興味を持ちだしたのである。
 下の写真(左)では子供が母親の体から頭を出している。ムササビの子供は今まで親に守ってもらうことに執着してきたが、この頃から何か変化が起き始めたのだろう。下の写真(右)では夜ムササビの巣をフラッシュを焚いて撮ったのだが、子供はフラッシュを怖がらずこちらを見ているのである。以前撮った時には必死になって巣の中に隠れていたことを思うと随分成長したと感じた。
 
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  4月14日
 
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  4月14日
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              | 4月15日に昼間母親のムササビキンタローが巣から外に出て寝るようになった。(下の左の写真)子育ても一段落したのでホッとしたのかも。しかし、子供たちは巣の中で必死に母親が戻ってくるのを待っていた。
 夜母親の留守には慣れていても、昼間母親が巣から離れることがなかったので不安でたまらないのです。
 母親が巣に戻ると子供たちが必死になって甘えているのが下の右の写真です。
 
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              | ムササビキンタローが昼間外で寝るようになったことから、子供たちの写真を多く撮れるようになった。
 下の左の写真は子供が外をじっと見ているのを母親が抱きかかえようとしている直前なのです。
 下の右の写真はカメラに写されることに慣れてしまい、子供ムササビがモデル意識に目覚めたのかも。
 
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  4月21日
 
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  4月25日
 
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              | 下の写真(左)はムササビキンタローが子供たちを抱えている状態ですが、結果的に記念となる家族写真となりました。
 下の写真(右)は1匹の子供がベランダから窓越しに家の中を見ている姿です。
 子供たちにとって巣から外の世界は興味深いもののようです。子供たちは巣から出た親のもとに向いながらベランダの中を動き回るようになりました。そのようなことが子供たちの成長に大きな影響を及ぼしているようなのです。
 
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 .JPG) 4月30日
 
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  5月8日
 
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  5月8日
 
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 .JPG) 5月15日
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              | 上の写真(左)は1匹の子供(足だけが見える)の上に母親(ムササビキンタロー)が重なり、更にもう1匹が母親に上乗りになっている姿です。家族写真のスペシャルバージョンということになります。
 上の写真(右)は1匹の子供を巣の中で撮った写真です。体格が大きくなった感じがします。2匹の子供は何故か毛の色が違っているのが上の写真でわかる。でも大人になると母親と同じ茶色になることは変りはない。
 
 実は5月14日の夜に母親のムササビキンタローが玄関の屋根にベランダから飛び降りて子供たちにも降りてくるように促したのである。昨年は子供たちが怖がりながらも何とか母親について行き巣立ちを成し遂げ森へと去って行った。
 しかし、今年のムササビの子供たちは母親に従うことはなかった。
 翌日上の写真(右)のように巣の中でのんびりしてるムササビの子供たちを確認した。
 このまんまムササビの子供たちは巣立ちをしないのかと心配していましたが、5月19日の朝になると事態は急変した。
 下の写真(左)は子供たちが巣立ちをしたのでホッとしたムササビキンタロー。
 ベランダにも巣の中(写真右)にも子供たちの姿はありません。翌日からムササビキンタローがベランダに来ることなく、2019年ムササビ親子の子育て物語は無事終了しました。
 
 
 
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  5月19日
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  5月19日
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              | ムササビキンタロー一家が旅立ち我家に静かな日々が訪れた。 しかし、早くも6月14日にはベランダにムササビが戻って来たのであった。
 最初は子供なのか、母親なのか不明であった。
 しかし、それぞれの特徴から最初に来たのは子供。
 すぐに母親がやってきてベランダから追い出し森での生活を促した。
 しばらく不在が続き、6月22日になると今年生まれた子供が定住するようになる。
 下の写真(左)を見ていただければわかるのですが、黒い毛が茶色の毛に生え替わったり、巣の下に設置した板を噛み砕いており、体が一回り小さいので断定できました。
 寝相の悪さも特徴です。
 母親のムササビキンタローも初めて来た時に寝相が悪かったので、親子似ているらしい。
 下の写真(右)ではお腹を拡げて仰向けで寝ています。自然界で仰向けに寝ている動物は他にいるのかな。
 このムササビはムササビ金太郎三代目と命名し、大晦日までベランダで生活するようになります。
 しかし、2020年になると子育てのためにベランダに戻ってきた母親のムササビキンタローに追い出されてしまうのです。親子の間でも情け容赦ないのがムササビなのです。
 
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  6月22日
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  8月5日
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