ムササビ金太郎写真展
2018年
(金太郎ジュニア誕生と成長の1年)


ムササビ金太郎   写真展   ムササビ金太郎の  ブログ
 
 

2018年ムササビ金太郎が出産した。牡であることを祈ってムササビ金太郎と命名していたが、このことで雌と判明。このことからムササビキンタローと改名することになった。
ムササビ金太郎のブログでは、2015年にムササビ金太郎が我家のベランダに住み着くようになってから紹介してきた。
年末になってブログで使用した写真を綴って写真集を作成したものです。来年もブログで金太郎ジュニアの日常を紹介いたします。よろしくお願いいたします。
ムササビ金太郎の  ブログ
金太郎ジュニア写真展では2018年ムササビ親子の心温まる物語を写真で綴っております。ご覧ください。

2015年母親のムササビキンタローがベランダに住み着くようになってから2017年までの記録は、ムササビ金太郎写真展で見ることができますのでご覧ください。
ムササビ金太郎   写真展

2019年母親のムササビキンタローが






3月4日

3月11日

3月になるとムササビキンタローは妊娠したので、寝ていても物音ですぐ起きたりして何か今までと違ってきた印象を持った。




3月24顔の下に赤ちゃんムササビの足が見える
 

3月24お腹にに赤ちゃんムササビの足が見える

3月も下旬になるとムササビキンタローの巣の中から赤ん坊の鳴き声が聞こえるようになり、ムササビが出産したことを確信するようになった。そして3月24日上の写真で赤ちゃんムササビの足が写っているのを確認した。誕生日は20日頃と推定される。生まれたのは2匹。




子育てで注意力散漫になったムササビキンタロー


空から丸見えの巣

ムササビの巣はベランダにあるため、空からは丸見えなのだ。以前からそのことが心配で、反対側にペットボトルが入っていた空き箱を用意していたが、ムササビキンタローは出産後もそのまま巣を移すことはしなかった。しかし、出産後から家の周囲を鷹の仲間ノスリが旋回するようになり、ムササビ親子を狙うようになる。そして事件は起きた。
3月28日ムササビキンタローがベランダ内で巣から少し移動した為、子供たちを捕食しようとしてノスリがベランダに飛来したのだ。ムササビの夜行性を知らないノスリは、ムササビキンタローが外出していると思ったので、ベランダ内にいるのにビックリ。
思惑が違ったノスリは逃げ去ったのであった。
驚いたのはムササビキンタローも同様で、空き箱の巣に移ったのだ。子供たちが無事で良かった。



ペットボトルの空き箱の巣


安全な場所でホッとしてるムササビキンタロー

せっかく安全な場所で子育てができるようになったのに、4月14日には空き箱の巣から元の巣に戻ってしまった。ムササビキンタローは狭い場所が嫌いらしい。2週間以上が過ぎ子供たちが大きくなったことも理由らしい。
ムササビキンタローが3年前にベランダに来たばかりの頃、まだ子供だったのでちりとりで身を隠していたことを思い出したらしい。しっかりとちりとりで身を隠しています。これなら子供たちも安心だね。ベランダ周辺に天敵から守るための鳥よけのホログラムテープも設置したので安全は確保できた。
 

4月14日子供2匹を抱え込むムササビキンタロー
 

4月14日スヤスヤと眠る2匹の子供たち
   


 4月14日子供2匹を尾で隠すムササビキンタロー


4月14日子供たちの昼寝の時間なので撮影中止と言っている 

子供たちの安全のために巣の上にちりとりを立てたムササビキンタロー。4月14日になると子供たちも大きくなり、2匹を撮影することができるようになる。ムササビキンタローも母親としての威厳が出てきたような気がする。
 







5月4日ムササビキンタローの子供たちが大きくなり、それぞれの個性が現れてくる。上の写真のように1匹は積極的に行動するようになり、もう1匹は親の側を離れない。ムササビは子供の時に歯を鍛えるために固いものを噛み砕く習性がある。それに備えるためプラスチックのケースやちりとり、木片などを巣の側に置いてあるのだ。
上の写真に写っているムササビの子供は一週間後にベランダの巣を親と一緒に旅立ったが、7月15日に戻ってきて金太郎ジュニアとしてベランダの巣を継承することになる。7月になり親離れの時期を迎え、自分が生まれ育った場所を探していたら、ベランダの中に自分が噛み砕いたプラスチックのケースを発見したので戻ることができたらしい。
今となっては金太郎ジュニアの子供の時の貴重な写真となってしまった。
 
   


5月7日ムササビキンタローは空き箱の巣に子供たちをつれて移る。5月9日はムササビキンタローは巣に戻ってくることはなかった。巣の中で子供たちは不安な1日を過ごしたのだろう。
5月10日の夜、ムササビキンタローは巣に戻ってきて、子供たちをつれて森へと旅立っていった。
子供たちはまだ飛べる状態でなく、ベランダから玄関の小屋根に飛び降り、更に玄関に飛び降りた。
その後、庭の木を経由して森へと行ったらしい。翌日、庭を丹念に見回したが異変は無かったので無事に巣立ったことが確認された。ムササビの出産には迷惑な思いだったが、巣立ってみると何か寂しい思いをしました。
でも10日後には、ムササビたちがいた巣は撤去し下の写真のように片付けた。ムササビがいるベランダのある窓は、今まで雨戸を1枚閉めっぱなしできた。ムササビがいなくなったので、雨戸を全開し明るい部屋となった。


ムササビの巣があった場所。綺麗に片付けた。

窓からベランダを見る。ムササビに気兼ねして雨戸を1枚締めていた。

 


7月15日PM8時頃、ベランダから物音。もしかしたら・・・・・・。
翌朝ベランダを見たがムササビの姿はありませんでした。
しかし、プラスチックケースが動かされていたので、ムササビキンタローの子供が来たようなのです。
数日過ぎると、ムササビキンタローの子供がベランダに住み着くようになりました。
まだ体が小さくカラスなどの天敵から守ってあげなければ。鳥よけのホログラムテープをベランダに貼りました。
ムササビキンタローの子供なのでムササビ金太郎ジュニアと呼ぶことにする。うーん、長いので金太郎ジュニアにしよう。
森の中ではぐっすり寝ることができなかったので、ベランダに戻ってからは爆睡している。
親離れの時期が来て、1匹で森の中を彷徨ったのだろう。
ムササビは自分のテリトリーがあって、知らずに入ると住人のムササビから攻撃されるらしい。
母親のムササビキンタローも子供の頃に、仲間のムササビに苛められベランダに逃げてきたのだ。

下の写真で金太郎ジュニアが成長していく姿を見ることができる。


7月22日 ちりとりで身を隠す


7月22日 眠ると「頭隠して尻尾隠さず」野生で生きる気構えが足りず


 
 

8月4日お腹を見せて寝ている
 

8月14日寝顔がまだあどけない
 

 
 

8月15日 ひょうきんな金太郎ジュニア


 9月16日 金太郎ジュニアも大人の顔になってきた

 

7月8月9月と金太郎ジュニアが成長しているのがよく分かる。
そんなことしていると秋も深まり金太郎ジュニアはペットボトルの空き箱の巣に移った。母親は狭い場所が苦手だったが、金太郎ジュニアは寒い季節は空き箱の巣の方が快適らしい。
紅葉が終わり季節は新年に。新しい年が金太郎ジュニアにとっても良い年であるといいね。


12月9日暖かい巣の中でぬくぬくと眠る


紅葉も終わると年末年始に

 

 
Japanese giant flying squirrel
 Attention It's protected by Japanese law.
 
name Musasabi Kintaro
born age 2015year
address Japan Minamiashigara-shi, Kanagawa